ルイボスができるまで
ルイボスは乾燥すると葉が赤茶色になることから『ルイボス』(現地語で赤い藪という意味)と呼ばれていました。
南アフリカにしか生育しないルイボスは、灼熱の太陽の下で自らの生命を保つため、土中のミネラルを多く含みます。百数年前から原住民がそれを煎じて不老長寿のお茶として親しんできた飲み物、まさに健康茶なのです。
肥料も農薬も一切使わず、土壌の栄養素だけで育てる、自然栽培(自然農法)でスーパールイボスは育ちます。
昼と夜の気温差が30℃以上にもなる厳しい自然環境で、大地のミネラルをたっぷりと吸収して成長したルイボスは、高さが1.5メートルまで伸び、根は深く10メートルにもなります。
根が10メートルもある植物というのはとても珍しいのです。
だからルイボスティーは栄養たっぷりなのです。
最近では、有機栽培の野菜がずいぶん出回っていますね。
ルイボスティーも有機栽培のものを見かけますが、
スーパールイボスの自然栽培とは何が違うのでしょうか?
単純に農薬の散布を止めればよさそうですが、そうもいかないようですね。
土中の微生物が活発に活動できて、植物の生育に欠かせない栄養素を多く含む
『健康な土壌』が自然栽培には不可欠なのです。
自分で意識して摂り込んだ物を外に出す習慣が大切です。
それには、ルイボスティーがとてもおすすめです。
さて では、本当に安心な栽培とは?
輸入元が初めてスーパールイボスティーを販売し始めた頃は、自然に繁殖していたと言った方が良いくらい自然の中でのびのびと育っていたのです。
しかし、それでは、生産予定が予測できず、日本への販売数量の予定が立たない・・・
そう思った輸入元は、土壌を耕し、区画整理をして
当初の10倍くらい生産できるように苦労されたと聞いています。
35年前の南アフリカは、本当に大変な時代。
しかし、その努力がなかったら、ルイボスティーは日本で販売されていなかったのです。
無農薬
減農薬
有機栽培
自然栽培
といろんな栽培方法がありますが、ルイボスティーは、とにかく何も肥料が要らないのが本物です。
自然の力だけで育つから、自然のエネルギーをいっぱいもらえるんです。
有機ということは、量産体制をとるために意図的に土壌に栄養素を入れるということですね。
その結果、弊害もでてきます。
◎自然栽培(自然農法)・・・
自然栽培とは肥料も農薬も使わないでつくる栽培のことです。
自然の植物が枯れて行く葉や茎の栄養素がそのまま土壌に吸収されて
新たに生まれてくる植物の栄養素となるのです。
湿度、水分、太陽の光や熱によって微生物が発生し、そのお陰で全く虫が発生しなくなるそうです。
不思議ですね?自然の摂理とは、すばらしいです。
ただ、ルイボスの場合は、強力なミネラルを蓄えて育つため、何度か土壌を使用すると
栄養素が不足するので土壌を休めるため、移動しながら循環して栽培して行くそうです。
◎有機栽培(有機農法)・・・
有機栽培とは新JAS法に基づく栽培方法です。
農林水産省では、有機でも約21種類の化学合成の農薬・化学肥料・土壌改良資材を条件付で認めています。
しかも、農薬を使用した場合でも、残留農薬を測定する規則はありません。
(三好基晴著「健康食はウソだらけ」)
有機栽培で使う牛糞や鶏糞は、硝酸態窒素を発生させ
活性酸素を発生させる原因になると言われています。
これらは、すべての病気の根源とも言われ発がん性もあるのです。
昔の野菜には多種類のミネラルが含まれていました。19世紀のアメリカでは、同じ農場で作物を作り続けていると土壌のミネラルが減少し、その土地でできた作物を食べた家族に不調が起こりました。そのため、数年で新しい土地を求めて移動しなければならなかったのです。その後、化学肥料が開発され土壌のミネラル減少は解決されたように見えましたが、肥料により土壌に戻すことが出来たミネラルは、窒素、リン、カリウムなど数種類だけでした。100年前から現在まで、化学肥料を使った土壌で育てた野菜のミネラル不足は、深刻化しているのです。